- 講師: 長谷川 祐弘(法政大学教授、元国連事務総長東ティモール特別代表)
- 日時: 2012年1月26日(木) 12:15~1:30 pm
- 会場: 樺山・松本ルーム
- 会費: 1,000円(学生:500円、割引料金*:無料)(要予約)(昼食は含まれておりません)
*割引価格は国際文化会館会員の方に適用されます。 - 用語: 日本語(通訳なし)
- 紛争後、平和はどう築かれるのか(チラシのダウンロード)
インドネシアから独立した東ティモールは、平和構築が順調に行われている国として国連に評価されています。また、ルワンダは大虐殺後、国家再建を進め、今ではアフリカでも著しく躍進している国として認められています。90年代以降、これらの国のように、紛争後、「平和」への道を歩んでいる国は多数ありますが、そこにいたるプロセスはさまざまです。「真実」の究明や責任追及の裁判による「正義」が、いかにして持続可能な「平和」を達成できるのかという課題もあります。今回は、東ティモール、ルワンダ、中東、南アジアなどの比較を交えながら、さまざまな平和構築のあり方と、真実・正義・平和の相関関係について、多くの国で平和構築に尽力されてきた長谷川氏にお話しいただきます。
略歴:長谷川 祐弘
ミシガン大学卒、ワシントン大学にて博士号を取得。1969年国連開発計画(UNDP)ニューヨーク本部職員。その後、インドネシア常駐副代表、国連ボランティア・カンボジア選挙監視団統括責任者、ソマリア国連平和維持活動政策企画担当部長、ルワンダ国連常駐人道調整官、UNDP駐日代表、UNDP紛争予防・復興担当特別顧問、国連事務総長特別代表、東ティモール民主共和国大統領特別顧問などを歴任。2007年より現職。