- ※本講演は終了いたしました。
- 日時: 2016年4月14日(木) 7:00 pm
- 会場: 国際文化会館 図書室
- 朗読: ジョン・C・ウェバー (日本美術収集家)
- 用語: 英語 (通訳なし)
- 会費: 国際文化会館会員・図書会員:無料、一般:1,500円 (要予約)
- *本プログラムは国際文化会館会員からの寄付によって実施されています。
米国の日本美術収集家ジョン・C・ウェバー博士が、博士のコレクションの展覧会カタログを参照しながら、コレクションについて語ります。
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ウェバー・コレクションは、ウェバー博士がジュリア・ミーチ博士の協力のもとに収集した世界有数の美術コレクションのひとつです。ドイツやアメリカでは展覧会が開催されていましたが、日本では2015年に滋賀県のMIHO MUSEUMで初めて公開されました。
この展覧会では、室町水墨から浮世絵など江戸期のもの、そして明治期の日本画といった絵画作品、縄文から近世までの陶磁器、根来、蒔絵の漆工芸品、近世近代の着物といった染織作品など多岐にわたる日本美術と、すでにニューヨークのメトロポリタン美術館に寄贈されている中国美術とビザンティン美術から厳選された160点余りが展示されました。
略歴: ジョン・C・ウェバー
1938年生まれ。ニューヨークのコーネル大学メディカルカレッジで長年にわたり解剖学と医療用画像処理を教える。またニューヨーク病院副院長も務めた。60年代から日本美術の収集を始めた高名な収集家、故メアリー・バーク女史とも親しく交流しており、「彼女の高い水準に憧れる」と情熱を燃やして日本美術の収集を続けている。