- ※本講演は終了いたしました。
- 2017年6月23日(金)7:00 pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
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アーティスト: レジー・ライフ (映画監督 『Struggle and Success』、『Doubles』、『夢を生きる』、1990年度日米芸術家交換プログラムフェロー)
- 用語: 英語 (日本語字幕つき)
- 共催: 日米友好基金
- 会費: 無料 (要予約)
沖縄出身の作家として初めて芥川賞を受賞した大城立裕『カクテル・パーティー』(1967年)をドキュメンタリー映画監督として知られるレジー・ライフ監督が映画化。日・米・沖縄をめぐり複雑にもつれ合う人間関係が繊細に描かれます。上映後には監督のお話も伺います。
[映画評より]
レジー・ライフ監督の『カクテル・パーティー』は、沖縄の米軍基地という難しい問題を、力強く人間味あふれるタッチで描く。そして漠然として分かりにくい政治的問題を、生々しい人間関係に置き換えるという戦争史劇作品の真骨頂を極めている。日米関係、日本人とアメリカ人の軋轢、基地と隣り合わせの生活、暴力とレイプ、後ろめたさと無知、正義と不正義、真実と欺瞞…これらすべてが、圧倒的な説得力で迫ってくる。
―ピーター・グリーリ、ボストン日本協会
素晴らしい演技、好奇心をかきたてるプロット、そして何十年にもわたり複雑な日米関係を抱え続ける沖縄の社会状況を描いた映画だ。どのシーンも人間味に溢れ、感動的で、見る者を惹きつけて離さない。『カクテル・パーティー』は強烈な印象を残すとともに、多くのことを考えさせられる作品である。
―デビッド・ ヒューブナー、『Education About Asia』誌
映画『カクテル・パーティ』公式ウェブサイト:www.cocktailpartythemovie.com