本イベントは終了しました。
- 2019年 9月17日(火)7:00 pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- アーティスト:ブライアン・アンダーソン(工業デザイナー、日米芸術家交換プログラムフェロー)
- 用語: 英語 (逐次通訳つき)
- 共催: 日米友好基金 (JUSFC)
- 参加費: 無料 (要予約)
昨今の製作・製造現場からは社会的な危機感や欲求が色濃く感じ取れます。付加製造技術(3Dプリンター)と分散製造により物流がスムーズになり、地方生産の活性化も見込まれる一方で未だに非効率で無駄の多いやり方も受け継がれていたり、リサイクル技術が限られていることなど、問題に日々直面しているのです。
この現状を打破すべく、今様々な取り組みがデザイナー達の間で試みられています。産業廃棄物の素材利用、自然資源と副産物の活用実験、生物学の応用、共有・共創に適した環境づくりなど、人と素材の関係を変えるべく道を模索しているのです。多くの人々が慎重になって踏み出せないと感じる一歩でも、デザイナーやアーティストの立場であれば楽観的かつ実用的、そして実験的に踏み出せます。このトークではアンダーソン氏が実際にデザインの観点からモノを加工した事例を紹介します。
ブライアン・アンダーソン氏はシカゴのイリノイ大学が拠点の教育者・工業デザイナーで主に歴史、自然、そして職人・小規模工場などによるものづくりをテーマに活動しています。
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