- 講 師: 川本 裕子 (人事院総裁)
- 日 時: 2024年12月16日(月)6:30~8:30 pm ※懇談会(終演後~8:30 pm)
- 会 場: 岩崎小彌太記念ホール
- 用 語: 日本語(通訳なし)
- 対 象: 国際文化会館会員(配偶者・パートナーの方もご参加いただけます。)
※当日、会場前の受付にて会員証のご提示をお願いいたします。 - 会 費: 5,000円/名(要申込み、お飲み物と軽食をご用意します。)
国際文化会館では、会員の方を講師にお招きした「会員特別講演会」を実施しております。12月は、 川本裕子人事院総裁をお招きします。登壇後に、質疑応答の時間と、軽食やお飲み物をご用意した懇談会も設けておりますので、会員同士の交流の機会としてもぜひご参加ください。
公務は国の屋台骨を支える重要な仕事です。社会経済や国際情勢が激しく変化するなか、公務の課題は、日々、複雑化しており、多様で優秀な人材が公務に集まり、能力を最大限に発揮できることの重要性が一層増しています。ところが近年応募者は減少し、離職者も増加しています。民間などとの人材獲得競争が厳しい状況に対峙し、国家公務員人事管理を時代に即したものにできるか、現況と人事院が取り組んでいる施策について、お話します。
公務は国の屋台骨を支える重要な仕事です。社会経済や国際情勢が激しく変化するなか、公務の課題は、日々、複雑化しており、多様で優秀な人材が公務に集まり、能力を最大限に発揮できることの重要性が一層増しています。ところが近年応募者は減少し、離職者も増加しています。民間などとの人材獲得競争が厳しい状況に対峙し、国家公務員人事管理を時代に即したものにできるか、現況と人事院が取り組んでいる施策について、お話します。
川本 裕子 (人事院総裁)
東京大学文学部社会心理学科卒業。英オックスフォード大学大学院修士(開発経済学)。
東京大学文学部社会心理学科卒業。英オックスフォード大学大学院修士(開発経済学)。
東京銀行を経て、1988年マッキンゼー東京支社入社。パリ勤務を経て、2001年シニアエクスパート。2004年から早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授、2016年より同経営管理研究科教授。早稲田大学ガバナンス&サスティナビリティ研究所所長を兼ねた。2021年6月より現職。
人事院では、国家公務員制度の喫緊の課題である、人材確保のための改革に取り組んでいる。処遇改善、新卒採用改革、経験者採用の活発化、長時間労働の是正や柔軟な働き方ができる勤務環境の整備、キャリア開発などの施策を包括的に進めている。
大学教員時には、国内外の約20の企業の社外役員を務めた。大阪証券取引所では取締役・自主規制委員会委員長、メガバンク初の女性取締役であった三菱UFJフィナンシャルグループでリスク委員会委員長。また日本取引所、りそなHD、マネックス証券、ヤマハ発動機、ソフトバンクグループ、パナソニックなどで社外取締役、東京海上HDの社外監査役、その他にトムソンロイターFSのディレクターや米日財団理事を務めた。
政府委員としては、金融庁顧問(金融タスクフォース)、総務省参与(年金記録問題検証委員会)、道路関係四公団民営化推進委員会、金融審議会、内閣官房宇宙開発戦略専門調査会、国家公安委員会などの委員を務めた。
大学院では、「コーポレートガバナンス」「金融システム比較」「戦略的思考とコミュニケーション」などを日本人学生及び留学生に講義していた。
主な著書に「銀行収益革命」(2000)、「金融機関マネジメント」(2015)、共著書に「サステナビリティ・ガバナンス改革」(2021)など。