【アイハウス・アカデミー】 小泉政治の遺産とこれからの日本:ヨーロッパからの視点

【本講演の編集を施したテキストが、国際文化会館会報 Vol.18, No.1, 2007に掲載されています。】

  • 講師: アーサー・ストックウィン(オックスフォード大学日産日本問題研究所名誉所長、同大学セント・アントニーズ・カレッジ名誉フェロー)
  • 日時: 2006年11月16日(木)1:30-3:00 pm
  • 会場: 国際文化会館新ホール
  • 用語: 日本語/英語(同時通訳付き)

本講演では、英国のブレア首相との比較を交えつつ小泉政治を総括し、また安倍新政権下の日本の政治・外交を展望していただきます。司会・コメントは、本年8月に編著『ヤスクニとむきあう』(めこん社)を出版された気鋭の比較政治学者、上智大学の中野晃一助教授です。

略歴:アーサー・ストックウィン

アーサー・ストックウィンストックウィン教授は英国を代表する現代日本政治研究者です。オックスフォード大学卒業後、オーストラリア国立大学で博士号を取得。1964年から81年までオーストラリア国立大学で教鞭を執った後、82年から2003年までオックスフォード大学日産日本問題研究所所長およびセント・アントニーズ・カレッジ・フェローを務められました。The Japanese Socialist Party and Neutralism (1968)、Dynamic and Immobilist Politics in Japan (1988)、Governing Japan-Divided Politics in a Major Economy (3rd ed.,1999) など多数の著作がある他、Nissan Institute / Routledge Japanese Studies シリーズの書籍の監修もされています。1997年に東京大学社会科学研究所の客員教授を務められるなどたびたび来日され、国際文化会館の45年来の会員でもいらっしゃいます。