【japan@ihj】 捻じ曲げられた桜:平和・戦争を通じて

  • 講師: 大貫恵美子(ウィスコンシン大学ウィリアムF. ヴァイラス研究講座専任教授;米国議会図書館近代文化研究特任教授)
  • 司会: 太田好信(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)
  • 日時: 2010年3月31日(水) 7:00 pm
  • 会費: 無料(要予約)
  • 用語: 英語(通訳なし)

本講演では、日本人のアイデンティティの一つのシンボルである『桜』に対する美意識とナショナリズムの問題について考えます。

略歴:大貫恵美子

大貫恵美子神戸生まれ。ウィスコンシン大学にて博士号(Ph.D.)を取得。日本のアイデンティティの象徴(シンボル)としてのコメや桜を比較の観点から広く社会・政治的なコンテクストで解釈した、文化人類学者としての日本の歴史研究で世界的に名高い。主な、著書に『学徒兵の精神誌』(岩波書店、2006年);『ねじ曲げられた桜:美意識と軍国主義』(岩波書店、2003年);『コメの人類学:日本人の自己意識』(岩波書店、1995年);『日本人の病気観』(岩波書店、1985年)などがあります。。