日米芸術家交換、芸術家援助プログラムについて

日米芸術家交換プログラム(US-Japan Creative Artists Fellowship Program)は、日米両国の芸術家がそれぞれの相手国に滞在し、双方の文化・芸術一般に触れ、希望する分野について研究や創作活動を行ったり、芸術家同士の相互理解や交流を深めることを目的とする事業です。

米国人アーティストの派遣については、米国の日米友好基金(Japan-U.S. Friendship Commission)が主催しており、全米芸術基金(National Endowment for the Arts)、日本の文化庁国際文化会館が協力しています。現代音楽、演劇、舞踊、映画・ビデオアート、絵画、彫刻、工芸、文学、建築など、様々な分野で活躍する芸術家が毎年5名(5組)選抜され、日本3~5ヵ月間滞在します。来日するほとんどのフェローが、過去に何らかの形で日本と接触を持った経験があり、それぞれに関心を持つ日本の伝統・現代芸術の分野を研究する一方で、日本人芸術家との交流や共同作業を行っています。

国際文化会館は、1978年にプログラムが発足して以来、来日する米国人芸術家に対し、住居探しから研究・創作活動上の便宜供与まで、様々な援助を提供しています。これまでに200名を超すフェローが来日し、伝統・現代芸術の分野を問わず、日本の多様な側面を経験した彼らの帰国後の活動に多様な影響を与えています。

米国側派遣芸術家の選出基準・応募方法については日米友好基金に、
日本側からの派遣については文化庁にお問い合わせください。

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