新渡戸リーダーシップ・プログラム2024 募集要項はこちら
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広い視野と公益の精神をもって社会に貢献できる若手リーダーを育てる
あらゆる分野で多様化や技術革新、ボーダーレス化が進む今日、問題はより複雑化しているように見受けられる一方で、アイデアと意志があれば、個人が世界を変えていくことができる時代が到来しているともいえます。本プログラムは講義やディスカッション、フィールドワークを通じて、若手リーダーたちが社会的な課題解決の設計図を描き、それぞれの場でイノベーションを生み出していくことを目指します。
Input:視野を広げる講義
半年間にわたるプログラムでは、政治経済、地方創生、科学・テクノロジー、教育、ダイバーシティなどのさまざまな分野で活躍する講師陣による講義と討議を通じて、新たな視点を獲得することを目指します。バックグラウンドや意見の異なる参加者との議論は、リーダーシップやファシリテーションの能力を高める機会にもなります。またアジア太平洋地域のほかのリーダーシップ・プログラム・フェローとの交流などプログラムの枠を超えた出会いの機会もあります。
Output:課題解決を目指し行動する
プログラム期間中、参加者は自らが重要だと考える社会課題の解決に取り組みます。一泊二日の研修合宿やスタディツアーを通して課題解決に自らがどう関わるのかを深掘りし、さらに講義で得た知見を活用しながら、実践につなげることを目指します。本プログラムの修了生(メンター)によるサポートも活用して、それぞれの活動分野でリーダーシップを発揮し、新しい時代を切り拓きます。
本プログラムは、国際文化会館の設立に中心的役割を果たした樺山愛輔、前田多門、高木八尺、松本重治らに薫陶を与えた新渡戸稲造の名を冠して2008年にスタートして以来、これまでに150名を超える修了生を輩出しています。(2017年までは「新渡戸国際塾」として実施)
修了生によるメンター制度
プログラム期間中は、金融、IT、商社、メーカー、コンサルタント、マスコミなどの民間企業、NGO/NPO、官公庁、研究機関、アート、医療など様々な分野で活躍する修了生(約160名)がメンター的な存在として、各フェローの問題意識やプロジェクトについて対話し、 月に1,2回ほど現状考えているプロジェクトなどについて助言をいただく機会があります。
拡がり続ける修了生ネットワークと活動の場
本プログラムの修了生には、日本各地で地域活性化に取り組むエコデザインファーム「BOLBOP」を設立した茂木崇史氏や、日本企業のアフリカ進出を支援する「JCCP M」を立ち上げた堺夏七子氏のように、プログラムで培った知見と人脈と実行力を活かして社会に変革をもたらしている人たちが多数います。ほかにも、スタディツアーで訪れた東北の課題解決プロジェクトを立ち上げたり、ほかの修了生と協働して愛媛県で高校生のキャリア教育活動を始めたりと、修了生の活動は公私を問わず全国に広がっています。
お問い合わせ
国際文化会館 プログラム部門
〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16
TEL: 03-3470-3211 (土日祝日・年末年始を除く 午前9時~午後5時)