その他のプログラム

時局的なテーマやグローバルな課題および、日本と諸外国の相互理解に関わるさまざまな公開プログラムを開催します。文化・政治・経済など幅広い分野からのテーマについて国内外から講師を招き、一般の方々を対象として行うプログラムです。

 

【OIST-IHJ Distinguished Global Thinkers Series】
ネアンデルタール人のゲノムと現生人類の進化

2022年に創立70周年を迎えました国際文化会館では、世界的な知識人を招聘し、世界の課題解決に向けた取組みを推進しております。その一環として、世界最高レベルの研究教育機関であるOIST(沖縄科学技術大学院大学)と戦略的パートナシップ協定を締結いたしました。その連携の第一弾として2022年ノーベル生理学・医学賞を受賞されたOIST教授のスバンテ・ペーボ博士をスピーカーに迎え、収録した特別講演会の動画を下記のとおり配信いたします。

現生人類の直接の祖先はアフリカで誕生し、6~7万年前にアフリカや近東の外に拡散しました。その際、ユーラシア大陸西部のネアンデルタール人や東部のデニソワ人という約4万年前に絶滅した人類の祖先に遭遇しました。ペーボ博士は私たちの絶滅した親族のゲノムから現生人類の起源と歴史についてどのようなことが読み取れるのか、そしてネアンデルタール人やデニソワ人から受け継いだ遺伝子の変異が、今日の私たちの生理機能や病気の傾向にどのような影響を及ぼしているのかについてお話しいただきます。


  • スピーカー
    スバンテ・ペーボ博士(OISTアジャンク教授;マックス・プランク進化人類研究所所長)
  • モデレーター: 道傳愛子(NHKワールド シニア・ディレクター/ 国際文化会館評議員)
  • 言語: 英語(日本語字幕つき)
  • 共催: 国際文化会館、OIST(沖縄科学技術大学院大学)

スバンテ・ペーボ博士

「絶滅したヒト科のゲノムと人類の進化に関する発見」により2022年にノーベル賞を受賞。マックス・プランク進化人類学研究所所長およびOISTアジャンク教授を務める。

アーカイブス一覧

【OIST-IHJ Distinguished Global Thinkers Series】
ネアンデルタール人のゲノムと現生人類の進化
【ピース・シンポジウム東京2022】 三位一体のクリエイティブへ – 庭屋一如と文化芸術が紡ぐ創造的平和構築の視座 –
「特別講演会シリーズ」のご案内
【特別プログラム】
Living in North America as a Nuclear Weapon Survivor
被爆者として北米に生きて
【特別プログラム】朝河貫一博士没後70年記念シンポジウム

終了したプログラム

お問い合わせ

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