- 2013年7月2日(火) 7:00 pm 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 出演: ウィリアム・ローパー(旅用チューバ)、野澤徹也(三味線)、クリストファー遙盟(尺八)
リザ・ローヴィッツ(詩) - 演目: 「Bleu」、「Cloud Hidden Whereabouts Unknown」、
「My Mother’s Mother」、「Optics」、「Darkest Night」 - 作曲・編曲: ウィリアム・ローパー、グレン・ホリウチ | 映像: ジョセフ・サンタロマーナ
- 用語: 英語/日本語 (逐次通訳つき)
- 共催: 日米友好基金
- 会費: 無料 (要予約・定員70名)
日米芸術家交換プログラムで来日中の作曲家で、チューバ奏者のウィリアム・ローパー氏が、三味線や尺八などの和楽器と、チューバによる楽曲を演奏します。ローパー氏の作品の多くは物語や自伝的要素に基づいています。彼の作曲するものを聞いていると、同じ系統の音を使うことで、一つの曲からそれに続く次の曲へと、聞き手を導いていることが分かります。もちろん、二つの曲の関係性に気づくことができなくても、音の体験のなかで、どれだけ今現在を味わえるかのほうが重要です。今回演奏される作品は、どれもアジア系アメリカ人の友人たちの影響を受けています。
ウィリアム・ローパー:ロサンゼルス在住、マルチメディア・アーティスト。チューバ奏者として、交響楽から即興演奏までをこなす。北米、南米、欧州でジャズやロック、クラシックのソリストとして活躍。リーダー、コー・リーダーとしてレコーディングへの参加多数。ロサンゼルス交響楽団、ロサンゼルス・マスター合唱団、エルトン・ジョン、レオン・ヴラトコヴィッチ、ヴィニー・ゴリア、ワダダ・レオ・スミス、グレン・ホリウチなどと共演。主要な映画音楽での演奏も多い。またグロリア・ニューマン・ダンスシアターやダンス LA、SASSASなどダンスカンパニーからの委嘱作もある。ビジュアル・アーティストとしても活躍し、絵画、アサンブラージュ、ビデオ、パフォーマンスなどを米国や欧州で発表している。