- ※本シンポジウムは終了いたしました。
- 日時: 2013年2月6日(水)1:00 ~6:00 pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 共催: 国際交流基金
- 用語: 日本語/英語 (同時通訳付)
- 会費: 無料 (要予約)
国際文化会館と国際交流基金は、1996年以来、アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)において、様々な分野でリーダーシップを発揮しているアジアの知識人を100名近く招聘してきました。本シンポジウムでは、各地の現実を知り、人々の視点から解決に向かうことを試みる、アジア各地のリーダーであるALFPフェローにアジアの課題と未来、その中で知識人や市民社会が果たす役割について語っていただきます。
パネル1 「アジアの市民社会と新しい政治」
近年ウォール・ストリート占拠運動や「アラブの春」に見られるように、新しい民主主義と政治の形を求める動きが世界各地に広がっています。アジアでも、市民社会の観点から政治の改革や民主化に取り組む、これまでにない新しい国家体制やガバナンスが生まれています。
パネル1では、それぞれの国で市民社会の観点から政治改革・民主化に関わる方々を招き、アジアにおける新しいガバナンスと市民社会の役割について考えます。
- [発表者]
- ホセ・ルイス・マーティン・C・ガスコン (フィリピン) フィリピン政府大統領府政務担当次官
- イミティアズ・グル (パキスタン) ジャーナリスト、安全保障研究センター常務理事
- ヴィノード・ライナ (インド) 活動家 学習と科学のインド機構
- [コメンテーター]
- 黄 平 (ファンピン/中国) 中国社会科学院アメリカ研究所所長
- [モデレーター]
- 鈴木 佑司 法政大学教授
(写真:C・ガスコン, イミティアズ・グル, ヴィノード・ライナ, 黄平)
パネル2 「3.11後の日本を通じて考えるアジア・世界・人々」
2011年3月の震災・原発事故は、近代化をまい進して来た日本が抱えるに至った、政治、経済、社会、その他すべての面において潜在する構造的問題を露呈させました。未来にわたり環境や生活に深い影響を及ぼすこの事故からの復興の実現は、新たな市民社会の分岐点としても世界に注目されています。
本パネルでは、経済成長を前提とした社会構造、社会と自然の関係および人間とコミュニティの再生など国境をこえて、3.11後の日本が提示する問いについて、アジアの隣人とともに考えます。
- [発表者]
- 李時載 (イ・シジェ/韓国) 韓国環境運動連合共同代表
- 黄建生 (フアン・ジャンシェン/中国) 雲南民族大学教授
- 大橋 正明 国際協力NGOセンター理事長
- [コメンテーター]
- ダイアナ・ウォン (マレーシア) 元東南アジア研究所副所長
- [モデレーター]
- 足羽 與志子 一橋大学大学院 社会学研究科教授
(写真:李時載, 黄建生, 大橋正明, ダイアナ・ウォン)
総括パネル 「ALFPの可能性と課題: アジアの市民社会は次の10年で何ができるのか?」
- [発表者]
- グナワン・モハマド (インドネシア) サリハラ・アート・コミュニティ運営委員/Tempo誌創始者/作家
- チャンドラ・キショール・ラル (ネパール) コラムニスト/コメンテーター
- フォージア・サイード (パキスタン) NGOメヘルガル所長
- マルコ・クスマウィジャヤ (インドネシア) 都市研究ルジャックセンター所長
- [モデレーター]
- 竹中 千春 立教大学教授
(写真:グナワン・モハマド, チャンドラ・キショール・ラル, フォージア・サイード, マルコ・クスマウィジャヤ)
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