本イベントは終了しました。レポートはこちら
- スピーカー: 隈 研吾 (建築家)
- モデレーター: 小林 正美 (明治大学教授)、藤村 龍至 (建築家)
- 日時: 2016年4月21日(木) 7:00 pm ※講演後に懇親会(8:15~9:00 pm)を開催します。
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 用語: 日本語 (通訳なし)
- 共催: ポートランド日本庭園
- 後援: 日本建築家協会、日本建築学会
- 会費: 1,000円 (国際文化会館会員・学生: 500円)
今年から、国内外で活躍する建築家を招き、建築を通して現代世界を考えるプログラムを開催します。
第1回にご登壇いただく隈研吾氏は、「コンクリートの時代」から「森の時代」への転換期を迎えている中で、新しい競技場を「森の時代」の象徴と位置づけています。本講演では、新国立競技場、ポートランド日本庭園、中国美術学院など国内外の作品に言及していただきながら、新たな時代に求められる建築デザインやプロジェクトのあり方、またそれらが示唆する建築と社会の関係性についてお話しいただきます。
第1回にご登壇いただく隈研吾氏は、「コンクリートの時代」から「森の時代」への転換期を迎えている中で、新しい競技場を「森の時代」の象徴と位置づけています。本講演では、新国立競技場、ポートランド日本庭園、中国美術学院など国内外の作品に言及していただきながら、新たな時代に求められる建築デザインやプロジェクトのあり方、またそれらが示唆する建築と社会の関係性についてお話しいただきます。
レポート
隈 研吾 (隈研吾建築都市設計事務所代表)
©William Anthony |
1954年神奈川県生まれ。東京大学大学院工学部建築学科修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員、Asian Cultural Council 研究員などを歴任後、1990年に隈研吾建築都市設計事務所設立。主な建築作品に「根津美術館」、「石の美術館」、「The Opposite House (ホテル・北京)」、「GINZA KABUKIZA」などがある。主著に『負ける建築』(岩波書店、2004年)、『場所原論-建築はいかにして場所と接続するか』(市ヶ谷出版社、2012年)など。
小林 正美 (アルキメディア設計研究所主宰 / 明治大学教授)
1954年東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、丹下健三・都市建築設計研究所勤務。ハーバード大学大学院修士課程および東京大学大学院博士課程修了。明治大学理工学部専任講師、助教授を経て現職。ハーバード大学客員教授(2002年)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2007年)なども歴任。NPO法人「まちづくりデザインサポート」理事長。主著に『市民が関わるパブリックスペースデザイン』(エクスナレッジ、2015年)など。国際文化会館理事。
藤村 龍至 (藤村龍至建築設計事務所代表 / ソーシャル・アーキテクト)
photo: Kenshu Shintsubo |
1976年東京生まれ。東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学専任講師。建築設計やその教育、批評に加え、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。主な建築作品に「鶴ヶ島太陽光発電所環境教育施設」、「家の家」、「BUILDING K」。主著に『批判的工学主義の建築』(エヌティティ出版、2014年)、『アーキテクト2.0』(彰国社、2011年)など。
国際文化会館は、日本近代建築の三大巨匠とされる坂倉準三、前川國男、吉村順三によって設計された建物を有しており、様々な近代建築が取り壊される傾向にある現在、1955年の竣工当初の建物を保持しています。詳しくはこちらをご覧ください。
Architalkシリーズの過去の講演はこちらからご覧いただけます。