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- スピーカー: 伊東 豊雄 (建築家)
- モデレーター: 藤村 龍至 (建築家)、小林 正美 (明治大学副学長)
- 日時: 2018年7月24日(火) 7:00pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 用語: 日本語(通訳なし)
- 協賛:
- 参加費: 1,000円 (国際文化会館会員・学生: 500円)(要予約: 定員180名)
※懇親会のワンドリンク含む
「近代主義の建築はグローバル経済と結びつき、高層化によって均質な人工環境を量産しています。しかしアジアの人々は「建築は自然の部分である」と考えてきました。このような自然と親密な関係を備えたアジアの建築を考えることは可能でしょうか。」――プリツカー賞受賞の世界的建築家、伊東氏をスピーカーにお迎えします。
レポート
伊東 豊雄 (建築家)
1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」(台湾)など。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞など受賞。東日本大震災後、仮設住宅における住民の憩いの場として提案した「みんなの家」は、2017年までに16軒完成。熊本地震に際しては、くまもとアートポリスのコミッショナーとして「みんなの家のある仮設住宅づくり」を進め、各地に90棟余りが整備され、現在もつくられ続けている。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える場として様々な活動を行う。
藤村 龍至 (藤村龍至建築設計事務所代表)
photo: Kenshu Shintsubo |
1976年東京生まれ。東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。東洋大学専任講師を経て、2016年より東京藝術大学准教授。建築設計やその教育、批評に加え、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。主な建築作品に「鶴ヶ島太陽光発電所環境教育施設」、「家の家」、「BUILDING K」。主著に『批判的工学主義の建築』(エヌティティ出版、2014年)、『アーキテクト2.0』(彰国社、2011年)など。
小林 正美 (明治大学教授・副学長)
1954年東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、丹下健三・都市建築設計研究所勤務。ハーバード大学大学院修士課程および東京大学大学院博士課程修了。明治大学理工学部専任講師、助教授を経て現職。ハーバード大学客員教授(2002年)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2007年)なども歴任。NPO法人「まちづくりデザインサポート」理事長。主著に『市民が関わるパブリックスペースデザイン』(エクスナレッジ、2015年)など。国際文化会館理事。
国際文化会館は、日本近代建築の巨匠3名(坂倉準三、前川國男、吉村順三)によって設計された建物を有しており、様々な近代建築が取り壊される傾向にある現在、1955年の竣工当初の建物を保持しています。詳しくはこちらをご覧ください。
Architalkシリーズの過去の講演はこちらからご覧いただけます。