1976年にベトナムで生まれたヴォ氏は、東京大学で建築学を学ぶ。ヴォ氏は博士課程の途中でベトナムに戻り、2006年にVTNアーキテクツを設立。その後、早稲田大学にて博士号を取得。以来、VTNアーキテクツは、グリーン&バンブー建築のパイオニアとして、152の国際的な賞を受賞し、世界をリードする建築事務所となりました。中でも2016年にオランダのThe Prince Claus Awardとして多くの賞を受賞しています。世界経済フォーラムが2014年にヤンググローバルリーダーとしてヴォ博士を選出。ARCASIAから7回ゴールドメダルを受賞。
田村順子(明治大学准教授)
東京大学工学博士、ベルラーゲ研究所(ロッテルダム)にて修士号を取得。シンガポール国立大学デザイン環境学部建築学科(Urban Studies Research Group)で助教授を務めた後、2020年に明治大学に着任。主な研究テーマは、数理モデルを用いた空間分析で、特にアフリカやアジアのインフォーマルな居住地や低所得者層に焦点をあてている。また、空間アップグレードのためのデザイン、コミュニティ参加型プロセスも専門としている。このアプローチで、タンザニア、ザンビア、カンボジア、インドネシアで小さなプロトタイプを構築。