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- スピーカー:シアスター・ゲイツ(アーティスト・都市計画家)
- モデレーター:片岡真実(森美術館館長・国際文化会館評議員)
- 配信日:2024年3月29日
- 主催:公益財団法人 国際文化会館
- 助成:一般財団法人MRAハウス/一般社団法人住環境財団/米日財団
彫刻と都市計画を学んだシアスター・ゲイツ氏は、治安の悪化が著しかった故郷米国シカゴのサウスサイドを拠点に、彫刻、陶芸といったアート、建築、音楽などをフックに「ドーチェスター・プロジェクト」を展開、地域の人々が集まるコミュニティ空間を創出し、地域活性化に貢献したアーティストです。またアメリカの公民権運動のスローガンである「ブラック・イズ・ビューティフル」と日本の民藝運動の哲学とを融合させた「アフロ民藝」という言葉を生み出し、陶芸・彫刻だけはなくジャンルを横断し、ハイブリットな文化活動を実践し国際的に高く評価されています。
本シリーズではゲイツ氏に、出身地シカゴで治安悪化が著しかった地域の廃屋をアートの拠点として再生させた場づくりの実践や、人種に起因する土地売却を経験した地域の文化的価値に光をあて、ドイツ・イギリスで古い建物のリノベーションによって地域の活性化を行ったプロジェクトなどをご紹介いただきます。社会課題解決にも繋がる、場の歴史など建物に宿るものをふまえた建築空間の創出や有効活用法について考えるきっかけになれば幸いです。
日本滞在中には、京都の茶寮や益子焼で有名な栃木の益子町も訪問し、伝統文化に携わる専門家の方との対話の場も創出いたしました。その模様も国際文化会館のYoutubeチャンネルで順次公開予定です。
シアスター・ゲイツ(アーティスト・都市計画家)

Photo: Rankin
片岡真実(森美術館館長・国際文化会館評議員)

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