【インド太平洋リーダーによるウェビナーシリーズ】
アジアにおける#MeToo―性暴力に共に立ち向かうには

※本イベントは終了しました。ライブ配信映像はこちら

 

 

  • スピーカー: 伊藤詩織(ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家、2020年米誌タイム「世界で最も影響力のある100人」選出、Asia 21ヤング・リーダー)
  • ビデオメッセージ: トム・ナゴルスキー(アジア・ソサエティ副会長)
  • モデレーター: 道傳愛子(NHK国際放送局シニア・ディレクター)
  • 日時: 2021年2月12日(金)6:00~7:00 pm
  • 会場: オンライン
  • 共催: アジア・ソサエティ・ジャパンセンター、シャハ二・アソシエイツ株式会社、三菱UFJリサーチ&コンサルティング
  • 助成: 国際交流基金アジアセンター、MRAハウス、Tanaka UK Japan Educational Foundation
  • 用語: 英語 / 日本語(同時通訳つき)
  • 参加費: 無料

欧米から始まり、さまざまな国で独自の運動として広がりを見せるMeToo運動。その後、アジア諸国ではどのような活動が行われ、社会全体の意識改革につながっているのでしょうか。ソーシャルメディアにおける誹謗中傷やデマによる二次被害への恐れ、捜査や報道によって生じる精神的負担、保守的な文化や家族制度が根強い社会での偏見や制裁への恐怖など、性暴力被害者が告発できない理由は国や地域によってさまざまです。

2015年に採択された国連の持続可能な開発目標(SDGs)のひとつでもある、ジェンダーの平等並びにすべての女性・女児のエンパワメントの実現には、性暴力の根絶が不可欠である中、アジア全体でなにができるでしょうか。日本におけるMeToo運動をけん引し、2020年米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたジャーナリストの伊藤詩織氏にお話を伺います。

ライブ配信映像


オリジナル音声(英語)の動画はこちら

伊藤詩織(ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家、Asia 21ヤング・リーダー)

写真:伊藤詩織1989年生まれ。ジャーナリスト。BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信している。国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(Al Jazeera)が2部門で銀賞を受賞。性暴力被害についてのノンフィクション『Black Box』(文藝春秋社)は本屋大賞ノンフィクション部門にノミネートされた。第7回自由報道協会賞では大賞を受賞し、これまでに5ヶ国語に翻訳されている。2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」に選出され、同氏の活動に更なる関心が寄せられている。
道傳愛子(NHK国際放送局シニア・ディレクター)

写真:道傳東南アジアや日米関係を主に取材し、これまで報道番組を中心に「NHKニュースおはよう日本」、「NHKニュース9」、「NHK海外ネットワーク」のキャスターを務める。バンコク特派員としてタイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ASEAN情勢など東南アジアの政治・経済とともに教育、貧困、難民など人間の安全保障に関わる問題を広域に取材。コロンビア大学大学院修士号取得。訳書に『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』(岩崎書店、2014年)。2018年より国際文化会館評議員。

 
 

*インド太平洋次世代リーダーによるウェビナーシリーズは、今後のインド太平洋地域を創る新しいリーダーやアイデア、取り組みを広く紹介することを目的に2021年1月より実施しているウェビナーシリーズです。