- スピーカー: アルナ・ロイ(2000年マグサイサイ賞受賞/インド)
- ファシリテーター: チェチェ・ラザーロ
- 配信日時: 2022年2月3日 6:00-7:00 pm(日本時間)
- 用語: 英語(日本語字幕付き)
- 共催/プログラム・パートナー:ラモン・マグサイサイ賞財団
- 共催:シャハニ・アソシエイツ株式会社
- 助成: 国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成プログラム、一般財団法人MRAハウス、Tanaka UK Japan Educational Foundation
本セッションでは、2000年にマグサイサイ賞を受賞したインドの社会・政治的活動家であるロイ氏をスピーカーに迎え、市民の参加を促し、道義的なガバナンスを追求する社会運動を発展させる上での課題についてお話しします。今日、多くのアジアの地域では「知る権利」が問題となっており、その複雑さの一因となっているのが主流メディアやオルタナティブ・メディアから発信される溢れんばかりの情報――あるいは誤情報――です。インドの情報公開法のための運動から得た教訓をもとに、アジアのパブリックリーダーの役割、特にコミュニティと協働でグッドガバナンスに向けた権利を行使する際の重要な情報チャネルの使い方について議論します。
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アルナ・ロイ
2000年受賞。1968年から75年まで公務員として勤務したのち、ラジャスタン州の貧困層支援のために辞職。1990年にMazdoor Kisan Shakti Sangathan(「労働者と小規模農家のエンパワーメントのための組織」)を仲間とともに設立。原則の明文化から草案まで市民キャンペーンが大きな役割を担ったインド初の法令「情報公開法」の草案作成と可決促進において、重要な役割を担った。「インドにおける女性のための全国連盟」会長であり、また、その功績から多数の国際的な賞を受賞。2011年にはTIMES誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれている。
詳しくはこちらから(英語のみ)
2000年受賞。1968年から75年まで公務員として勤務したのち、ラジャスタン州の貧困層支援のために辞職。1990年にMazdoor Kisan Shakti Sangathan(「労働者と小規模農家のエンパワーメントのための組織」)を仲間とともに設立。原則の明文化から草案まで市民キャンペーンが大きな役割を担ったインド初の法令「情報公開法」の草案作成と可決促進において、重要な役割を担った。「インドにおける女性のための全国連盟」会長であり、また、その功績から多数の国際的な賞を受賞。2011年にはTIMES誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれている。
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チェチェ・ラザーロ
フィリピンの著名な放送ジャーナリストで、制作会社プローブ・プロダクション社の創設者兼会長。フィリピンを代表する放送局ABS-CBNのレポーターとして勤務後、1988年にマリア・レッサ(2021年ノーベル平和賞受賞)などの協力のもと、制作会社「プローブ・プロダクション社」を設立した。その後、『5 and UP』『The Probe Team』『I-Witness』『Cheche Lazaro Presents』など数々のドキュメンタリー番組を制作・指揮。2020年よりラモン・マグサイサイ賞財団理事。
フィリピンの著名な放送ジャーナリストで、制作会社プローブ・プロダクション社の創設者兼会長。フィリピンを代表する放送局ABS-CBNのレポーターとして勤務後、1988年にマリア・レッサ(2021年ノーベル平和賞受賞)などの協力のもと、制作会社「プローブ・プロダクション社」を設立した。その後、『5 and UP』『The Probe Team』『I-Witness』『Cheche Lazaro Presents』など数々のドキュメンタリー番組を制作・指揮。2020年よりラモン・マグサイサイ賞財団理事。
*インド太平洋次世代リーダーによるウェビナーシリーズは、今後のインド太平洋地域を創る新しいリーダーやアイデア、取り組みを広く紹介することを目的に2021年1月より実施しているウェビナーシリーズです。