- ※本講演は終了いたしました。
- 講師: アンシュ・グプタ (非営利団体 Goonj 創設者)
- コメンテーター: 近藤正晃ジェームス (国際文化会館 評議員)
- 日時: 2017年9月8日(金) 6:30pm ~
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 用語: 英語/日本語(同時通訳付き)
- 共催: シャハ二・アソシエイツ株式会社
- 会費: 無料 (要予約)
13億もの人口を有し、好調な経済発展を続けるインド。急速な経済成長の傍ら、都市部と農村部における貧富の格差が大きな社会問題となっています。グプタ氏は、都市部で不要になった布などの物資が、農村部では価値ある資源となることに着目し、それらを単なる寄付ではなく労働対価として金銭の代わりに付与するなど、独創的な取り組みで社会的変革を起こしてきました。このような非市場アプローチを用いた新しい経済モデルを構築したことでGoonjの活動はインド全域に広まり、農村部の発展を後押ししています。講演では氏の考えるインドの今後や、国際社会における社会起業家の役割についてもお話しいただきます。
アンシュ・グプタ (非営利団体 Goonj 創設者)
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グプタ氏は数々の国際フォーラムで、世界中で問題となっているノンイシュー(見逃されがちな課題)について語り、相手をドナーや受益者としてではなく、「当事者」として扱えば、大きな問題は小さな取り組みによって解決できると説いている。グプタ氏はGoonjが組織として成長することを目指すのではなく、ひとつのアイディアとして広まり、アジアをはじめ、異なるエコシステムや地域においても応用されていくことを望んでいる。
- Goonj公式ウェブサイト(英語): goonj.org
近藤正晃ジェームス (国際文化会館 評議員)
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日印対話プログラムとは
日印国交樹立60 周年を迎えた2012 年に、日本とインドの間の継続的な対話の「場」を創出することを目的に、人物招聘事業(Japan-India Distinguished Visitors Program) を立ち上げました。本プログラムは、社会のさまざまな問題の解決に向けて新しい価値やアイデアを提案している、インド国内で影響力のある人物を、政治・経済・文化・学術・科学など幅広い分野から年間1 ~ 2 名、1 週間程度日本に招聘しています。招聘フェローは、講演会、関連機関への訪問、地方視察などを通して日本の関係者と意見交換やネットワーク構築を行います。
日印国交樹立60 周年を迎えた2012 年に、日本とインドの間の継続的な対話の「場」を創出することを目的に、人物招聘事業(Japan-India Distinguished Visitors Program) を立ち上げました。本プログラムは、社会のさまざまな問題の解決に向けて新しい価値やアイデアを提案している、インド国内で影響力のある人物を、政治・経済・文化・学術・科学など幅広い分野から年間1 ~ 2 名、1 週間程度日本に招聘しています。招聘フェローは、講演会、関連機関への訪問、地方視察などを通して日本の関係者と意見交換やネットワーク構築を行います。