【japan@ihj】 北朝鮮レポート:大きな変動は起こりうるのか?-今後の日朝関係への影響-

  • 講師: ロバート・S・ボイントン(ニューヨーク大学教授)
  • 司会: 和田 春樹(東京大学名誉教授)
  • 日時: 2012年4月18日(水) 7:00 pm-
  • 会場: 国際文化会館 講堂
  • 会費: 無料(要予約)
  • 用語: 英語(通訳なし)

昨年末の金正日総書記死去といった北朝鮮の劇的な出来事を受けて、専門家の間では、その体制や対外関係も大きく変化するだろうという予想もあります。しかし、六カ国協議再開に向けた交渉や合法・非合法的なかたちでのテクノロジーの普及など、北朝鮮の激変は金正恩氏が金正日体制を引き継ぐはるか以前から始まっていました。北朝鮮における最近の動向がどのような意味をもつのか、長年の研究調査にもとづき、ボイントン氏にお話しいただきます。

略歴:ロバート・S・ボイントン

イェール大学にて政治哲学の修士号を取得。『ニューヨーカー』、『アトランティック・マンスリー』、『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』を始めとする雑誌や新聞に、文化、思想、ジャーナリズムの分野で寄稿している。2005年には、氏の研究分野である現代アメリカ文芸ジャーナリズムについての著書 The New New Journalism がランダム・ハウスから出版されている。ジャパン・ソサエティー・メディア・フェロー、日米センター・SSRC安倍フェローとして日本に滞在。現在はフルブライト・フェローとして日本に滞在しており、北朝鮮による日本人や韓国人の拉致問題について執筆中。