近年、日本研究を取り巻く環境は大きく変化しています。東アジア地域研究では中国・韓国研究が台頭している中、日本研究ではポップカルチャーへの関心が高まるなど海外でも盛んに研究されるようになりました。しかし、日本の社会科学及び人文科学分野に関して、その研究情報を海外から入手するのは必ずしも容易なことではありません。そのため、社会科学分野及び人文科学分野の日本研究情報の入手・提供・発信を効果的に行う、次世代の日本専門家を育成することが、将来の日本研究の発展のためには不可欠です。
国際文化会館と国立国会図書館は、海外で日本研究を専門に行う調査員・研究者と、日本研究情報を取り扱う図書館員などの専門家の知識及び情報収集技術の向上を支援するため、日本専門家ワークショップ「現代日本の文化・社会へのアクセス」2012を実施します。
本ワークショップは、人文科学(歴史・文学・芸術・思想・宗教)分野をテーマとし、日本の人文科学分野の最新情報にアクセスする知識とその技術の習得を目指します。同時に、各国の日本専門家間の緊密な人的ネットワークの構築に寄与することを目的としています。
合宿型のワークショップとして参加者は全員国際文化会館に宿泊し、同じプログラムに参加します。
多くの方のご応募をお待ちしております。
- 日時: 2012年2月14日(火)~22日(水)
- 対象: 日本国外で日本情報を入手・提供・発信する立場にある者。
- (若手の日本研究者、日本情報の提供・案内に関する業務経験のある図書館員及び学芸員等を含む。)
- 会場: 財団法人国際文化会館、国立国会図書館等
- 会費: 往復の飛行機代(上限あり)及び国際文化会館への宿泊費は主催者が負担します。
- (全日朝食付き10泊分)
- 用語: 日本語
- 申込期限: 2011年9月29日(木) 書類必着
- 主催: 財団法人国際文化会館、国立国会図書館
応募資格やワークショップの概要、応募方法等の詳細は、以下の募集要項で必ずご確認ください。
- PDF版
- ・日本専門家ワークショップ募集要項
- ・申請書式
- ・推薦書式
過去の活動については、こちらをご覧ください。