- ※本講演は終了いたしました。
- 日時: 2015年12月10日(木) 7:00 pm
- 会場: 国際文化会館 図書室
- 朗読: ナスリーン・アジミ (国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所シニアアドバイザー)
ミッシェル・ワッセルマン (立命館大学教授) - 用語: 英語 (通訳なし)
- 会費: 国際文化会館会員・図書会員:無料、一般:1,500円 (要予約)
- *本プログラムは国際文化会館会員からの寄付によって実施されています。
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ベアテ・シロタ・ゴードン(1923-2012)は、日本国憲法の起草に関わり、男女平等の権利に関する条項の草案を作成した人物として知られています。また彼女の父親であるピアニストのレオ・シロタ(1885-1965)は、1929年の来日後17年間にわたり、演奏家及び教育者として日本の西洋音楽の発展に貢献しました。
今回の朗読会では、レオ・シロタの小伝も交えたベアテ・シロタ・ゴードンの伝記 Last Boat to Yokohama: The Life and Legacy of Beate Sirota Gordon を、著者のナスリーン・アジミ氏とミッシェル・ワッセルマン氏が朗読します。またアジミ氏はベアテの友人として、ワッセルマン氏は日本の舞台芸術や西洋音楽などの研究者として、それぞれの視点から本書を解説してくださいます。
略歴: ナスリーン・アジミ
1959年イラン生まれ(スイス国籍)。ジュネーブ高等国際問題研究所修士(国際関係)、ジュネーブ大学建築学部修士(都市研究学)。国連訓練調査研究所シニアアドバイザー、およびグリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ共同創設者。Training and human capacity-building in post-conflict countries(United Nations, 2004)などの著書がある。
略歴: ミッシェル・ワッセルマン
1948年パリ生まれ。フランス文学高等教育教授資格およびパリ大学東洋学博士号(歌舞伎研究)。東京藝術大学客員教授などを経て1986-1994年、関西日仏学館館長。1994年より立命館大学国際関係学部教授。Claudel danse Japon(Classiques Garnier, 2011)、Mozart à Kyoto(Indes Savantes, 2008)などの著書がある。