- 講師: 松尾 文夫(ジャーナリスト)
- 日時: 2008年12月11日(木) 12:15-1:15 pm
- 会場: 国際文化会館
- 会費: 3,000円(割引料金*2,000円)昼食付き
1,500円(割引料金*1,000円)聴講のみ*割引料金は国際文化会館会員の方に適用されます。 - 用語: 日本語(通訳なし)
第44代アメリカ合衆国大統領が決まる11月4日の本選挙直後の今回は、共同通信社のアメリカ特派員として1964年から始まる長いアメリカ取材の経験をもたれ、71年の米中和解の可能性を指摘した中央公論論文などで知られるベテラン ジャーナリスト の松尾文夫氏を講師にお迎えします。現在、そして今後のアメリカ、そして日米関係について、2002年にジャーナリストに現役復帰直後からいち早くネオコンの影響力ついての論文を発表されるなど、鋭いアメリカ・ウォッチで活躍されている松尾氏に、ご講演いただきます。世界を左右するアメリカ新大統領の外交政策、とりわけ空洞化が懸念されている日米友好関係の展望などについてもお話しいただきます。なお、松尾氏は、6月~7月に続き、10月末にもアメリカ現地の取材をされるご予定です。
略歴:松尾文夫
1933年東京生まれ。学習院大学卒。共同通信社入社後、ニューヨーク、ワシントン特派員、バンコク支局長、ワシントン支局長を経て、論説委員、共同通信マーケッツ社長など歴任。2002年に松尾文夫事務所を設立し、ジャーナリストに復帰。主な著書に『ニクソンのアメリカ』(1972年)、『銃を持つ民主主義-「アメリカという国」のなりたち』(2004年に第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞;2007年末にはアメリカの出版社からDemocracy with a Gun: America and the Policy of Forceと題して英語版が出版)など。