- 講師: 河井 明夫(財団法人 中東調査会研究員)
- 日時: 2011年10月19日(水) 12:15~1:30 pm
- 会場: 国際文化会館 樺山・松本ルーム
- 会費: 1,000円(学生:500円、割引料金*:無料)(要予約)(昼食は含まれておりません)
- *割引価格は国際文化会館会員の方に適用されます。
- 用語: 日本語(通訳なし)
今年に入りアラブ世界各地で民主化要求運動が高揚した際、世界の主要なエネルギー供給源である湾岸諸国への影響に注目が集まりました。そうした中、バーレーンでは、スンナ派支配層によって差別されてきたという不満を抱く多数派のシーア派住民のデモが激化。バーレーンを始めとする湾岸諸国は「アラブの春」と呼ばれる大衆蜂起にそれぞれどう対処したのでしょうか。また、なぜこの地域では、政権崩壊や交代が起こらなかったのでしょうか。同地域について長年研究され、ご自身もアラブ圏在住経験をお持ちの河井氏にお話しいただきます。
略歴:河井 明夫
1968年生まれ。東京大学教養学部(中東地域研究)卒業後、日本放送協会(NHK)で記者・番組制作。ヨルダンでアラビア語習得後、ドバイでウェブサイト翻訳、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、カタール国営通信社勤務を経て2008年より現職。