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- 講師: 会田 弘継 (青山学院大学教授)
- 日時: 2017年2月8日(水) 12:15~1:30 pm (開場: 11:45 am)
- 会場: 国際文化会館 講堂 ※会場が変更されております。ご注意ください。
- 用語: 日本語(通訳なし)
- 会費: 1,000円(学生:500円、国際文化会館会員:無料) (要予約・定員100名)
- ※昼食は含まれておりませんので、各自レクチャー前後にお済ませください。
激戦の末、ドナルド・トランプ氏を新大統領に選んだアメリカ。今回の選挙があぶり出したように、国内の統合を目指してきたアメリカで今、人種、ジェンダー、所得、教育、政党などの複雑な分裂が進んでいます。背景には、進む多文化主義とアイデンティティーポリティクスがあります。
アメリカの政治・経済や社会はどこへ向かい、世界にどのような影響を与えていくのでしょうか。『トランプ現象とアメリカ保守思想』(左右社)の著者でもある会田氏が考察します。
レポート
略歴: 会田 弘継
青山学院大学地球社会共生学部教授、共同通信客員論説委員。1951年生まれ。東京外国語大学卒。共同通信社ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長、日本記者クラブ理事を経て2015年4月から現職。そのほか関西大学客員教授、同志社大学一神教学際研究センターのリサーチフェロー、米誌『アメリカン・インタレスト』編集委員、アメリカ研究振興会理事などを兼務。2010年トヨタ財団研究助成審査委員長。主な著書に『増補改訂版 追跡・アメリカの思想家たち』(中公文庫)、『戦争を始めるのは誰か』(講談社新書)。訳書にフランシス・フクヤマ著『アメリカの終わり』、同『政治の起源』(以上、講談社)など。アメリカ政治や思想史に関する論文多数。新潮社のオンライン版総合雑誌『フォーサイト』に「国際論壇レビュー」連載中。