国際文化会館と日印協会の戦略的パートナーシップの締結について

このたび、公益財団国際文化会館は、公益財団法人日印協会との間で戦略的パートナーシップを締結しました。

Photo: Partnership with Japan-India Association

写真(左から):西本達生(日印協会事務局長)、平林博(日印協会理事長)、笹田勝義(日印協会常務理事)、
竹中千春(両団体役員)、近藤正晃ジェームス(国際文化会館理事長)、丸山勇(国際文化会館常勤理事)

日印協会は、明治36年(1903年)に大隈重信氏、渋沢栄一氏らによって設立されて以来、100年以上にわたり一貫して日印両国の親善や経済交流の促進を図ってきた民間で最も由緒ある非営利団体の一つです。今後ますます重要性を増すインドとの友好関係を促進させるべく、文化事業の支援や後援、日印関係に関するアドバイスやコンサルティングなど幅広い活動を行っています。

国際文化会館にとってもインドは設立当初から非常に重要な位置を占めており、1957年には、国賓として来日したジャワハルラール・ネルー首相を迎え、特別講演『インドの心』を開催し、それ以後も多くの知識人をインドより招へいしています。2022年の創立70周年に向けて「アジアにおける民間国際交流団体の草分けとして、インド太平洋地域におけるネットワークを拡充し、新時代における平和と共存に寄与する」という新たなビジョンを打ち出し活動する国際文化会館にとって、インドとの関係構築は最優先事項の一つといえます。

このたびの戦略的パートナーシップの締結により、両団体は相互に法人会員となることに加え、日印両国の相互理解と親善を図るため、双方が保有する専門知識や知見、人的資産などを活用し、連携・協力してインド太平洋地域に焦点をあてた日印事業を展開していきます。

日印協会公式ウェブサイト:https://www.japan-india.com/