シリーズ2回目となる今回は、新渡戸フェローとしてイギリス・LSEで在外研究を行った廣瀬克哉氏(法政大学総長)へのインタビュー動画を公開しました。聞き手は、新渡戸国際塾の修了生で、現在向山政策ラボを主宰し、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ (API)主任研究員としても活躍する向山淳氏をお迎えしました。
サッチャー行政改革直後のイギリスでの在外研究、日本でも主流となったイギリス発の行政改革「New Public Management (NPM)」の実態がどのようなものであったか。理念や「建前」を大事にするイギリスの政治など、パーソナルなご経験も含めてお話しいただきました。
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廣瀬 克哉(行政学者/法政大学総長/新渡戸フェロー(1991-93))
向山 淳(向山政策ラボ主宰/一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ (API)主任研究員)
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APIでは、「PEP」政策起業家プラットフォーム プログラム・ディレクター。新型コロナ対応民間臨時調査会のワーキング・メンバーとしてデジタルを中心とした「政策執行力」を検証。テクノロジーの社会実装研究会の事務局として馬田隆明著「未来を実装する」の構想をサポート。国会議員政策担当秘書資格 保有。
「新渡戸フェローとの対談」動画シリーズ
国際文化会館70年の歴史の中でも最も特筆すべき事業の一つが「社会科学国際フェローシップ(新渡戸フェローシップ)」です。日本と諸外国の学術交流に先駆的な役割を果たし、国際文化会館創設者たちと所縁のあった新渡戸稲造(1862–1933)にちなみ、国際的に活躍する日本の社会科学者を育成するというビジョンを掲げ、1976年から2008年までの32年間にわたって計170名のフェローを世界20数か国の研究・教育機関に派遣しました。フェローは帰国後、学術をはじめ様々な分野においてめざましい活躍をしています。
本インタビューシリーズでは、創立70周年記念事業の一環として、何人かの新渡戸フェローの方々に対談の形でお話をうかがいます。第一線で活躍されてきた知的リーダーがどのように形作られてきたか。時にパーソナルな話も含めてお話しいただき、次世代への示唆に溢れる対談シリーズを提供していきます。
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