「新渡戸フェローとの対談」シリーズ第3回となる今回は、新渡戸フェローとしてアメリカ・コーネル大学、インドネシア・ガジャマダ大学で在外研究を行った白石隆氏(熊本県立大学理事長)へのインタビュー動画を公開しました。聞き手には、フィリピンを拠点に活躍するジャーナリストのマリテス・ヴィトゥグ氏をお迎えしました。ヴィトゥグ氏は、国際文化会館と国際交流基金が共催したアジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)フェローでもあります。
COVID-19やロシアのウクライナ侵攻が東南アジア諸国へ及ぼす影響、東南アジアの民主主義など、変動する東南アジアの現在について多角的な視点からお話しいただきました。コーネル大学でのベネディクト・アンダーソン教授をはじめとする数々の出会いや、インドネシアでの在外研究、日本の大学教育改革、キャリア形成についても語っていただきました。ぜひご視聴ください。

白石 隆(熊本県立大学理事長/新渡戸フェロー(1982-84))
Marites Danguilan Vitug(ジャーナリスト、作家)
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「新渡戸フェローとの対談」動画シリーズ
国際文化会館70年の歴史の中でも最も特筆すべき事業の一つが「社会科学国際フェローシップ(新渡戸フェローシップ)」です。日本と諸外国の学術交流に先駆的な役割を果たし、国際文化会館創設者たちと所縁のあった新渡戸稲造(1862–1933)にちなみ、国際的に活躍する日本の社会科学者を育成するというビジョンを掲げ、1976年から2008年までの32年間にわたって計170名のフェローを世界20数か国の研究・教育機関に派遣しました。フェローは帰国後、学術をはじめ様々な分野においてめざましい活躍をしています。
本インタビューシリーズでは、創立70周年記念事業の一環として、何人かの新渡戸フェローの方々に対談の形でお話をうかがいます。第一線で活躍されてきた知的リーダーがどのように形作られてきたか。時にパーソナルな話も含めてお話しいただき、次世代への示唆に溢れる対談シリーズを提供していきます。
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