新渡戸リーダーシップ・プログラム2023講義動画#3「現代社会の公衆衛生・医療政策主要アジェンダ概観」

あらゆる分野で多様化や技術革新、ボーダーレス化が進む今日、問題は複雑化する一方で、アイデアと意志があれば、個人が世界を変えていける時代が到来しています。
充実した講師陣を迎え、2023年9月から12月までの3ケ月にわたり展開してきた次世代育成事業の新渡戸リーダーシップ・プログラム2023を講義動画を一部公開いたします。

今回は日本医療政策機構CEOの乗竹亮治氏を講師にお迎えし、医療や公衆衛生が置かれているジレンマや地球環境と人間の健康とが相互に影響し合うメカニズムを探求するプラネタリー・ヘルスなど、現在における医療政策について考える上で重要なポイントについてお話しいただきました。

乗竹 亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO)

日本医療政策機構設立初期の2005年に参画。患者アドボカシー団体の国際連携支援や、震災復興支援プロジェクトなどをリード。その後、米国の医療人道支援財団「Project HOPE」にて、勤務。ベトナム、フィリピンなどアジア太平洋地域で、官民連携による被災地支援や健康増進プロジェクトに従事。また、米海軍による病院船を活用した医療人道支援プログラムをはじめ、軍民連携プログラムにも多く従事。米海軍主催の医療人道支援プロジェクトにて、自衛艦「くにさき」に乗艦勤務。WHO(世界保健機関)’Expert Consultation on Impact Assessment as a tool for Multisectoral Action on Health’ワーキンググループメンバー(2012)。東京都「超高齢社会における東京のあり方懇談会」委員(2018)。経済産業省「認知症イノベーションアライアンスWG」メンバー、世界認知症審議会(WDC: World Dementia Council)委員、グローバル企業のアドバイザーなども務めている。