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- 日時: 2014年4月18日(金) 1:30~4:00 pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 対談: 河瀬直美(映画作家)×松岡正剛(編集工学研究所所長)
- モデレーター: 近藤正晃ジェームス
- 用語: 日本語 (通訳なし)
- 主催: 国際文化会館
- 会費: 無料、 定員: 170名 (要予約)
ふるさと奈良にこだわった作品を撮り続け、映画を通して、奈良や日本の美しさを世界に広げようと「なら国際映画祭」を立ち上げた映画監督の河瀬直美さんと、日本と東アジア・世界の今日的課題を奈良から発信する情報誌『NARASIA Q』の総合監修を務める松岡正剛さんの対談を行います。「なら国際映画祭」にかける思いや、古くからアジアとの交流が深い古都・奈良から東アジア、そして世界に繋がっていくことの意味についてお話しいただきます。対談の前には、中国の趙曄監督が奈良で撮影した、なら国際映画祭制作第一回NARAtive作品「光男の栗」(プロデューサー:河瀬直美、60分)の上映も行います。
レポート
略歴: 河瀬 直美 (映画作家)
生まれ育った奈良で映画を撮り続ける。1997年、初の劇場映画『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞し、鮮烈なデビューを果たす。その後、2007年に『殯の森』で同映画祭にてグランプリを受賞。また、2009年にはカンヌ国際映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」を受賞する。2013年には同映画祭で、日本人監督として初めて審査員を務めた。今年9月開催の「なら国際映画祭」ではエグゼクティブディレクターとして奔走する。祖母の故郷である鹿児島県奄美大島を舞台にした新作『2つ目の窓』を制作中。2014 年初夏公開予定。Nippon Archives「美しき日本」シリーズにて、奈良を撮りおろした作品『美しき日本・奈良』がWebサイトにて配信中 (http://nara.utsukushiki-nippon.jp/)。
略歴: 松岡 正剛 (編集工学研究所所長・イシス編集学校校長)
1944年、京都市生まれ。1971年工作舎設立、総合雑誌『遊』を創刊。87年編集工学研究所を設立。以降、情報文化と日本文化を重ねる研究開発プロジェクトに従事。96年より東京大学社会情報研究所客員教授、98年より帝塚山学院大学教授。2000年にインターネット上に「イシス編集学校」を開校するとともに、ブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始、現在も更新中。おもな著書は、『情報と文化』『知の編集工学』『知の編集術』『情報の歴史を読む』『多読術』『17歳のための世界と日本の見方』『世界と日本のまちがい』『日本流』『日本数寄』『山水思想』『空海の夢』『外は良寛』『日本という方法』『ルナティックス』『フラジャイル』『松岡正剛千夜千冊』(全7巻)『連塾―方法日本』(全3巻)『危ない言葉』『切ない言葉』『わたしが情報について語るなら』『日本力』『松丸本舗主義』『意身伝心』ほか多数。「松岡正剛の千夜千冊」 http://1000ya.isis.ne.jp/