- ※本講演は終了いたしました。
- 講師: アンドルー・ゴードン (ハーバード大学教授)
- 日時: 2015年2月6日(金) 6:00~7:30 pm
- 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール (※講堂より変更になりました)
- 共催: 国際文化会館、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)、日本財団
- 用語: 日本語 (通訳なし)
- 会費: 無料 (要予約
バブル崩壊後、日本に対する見方は、「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」と称される経済大国から、社会的倦怠や高齢化を嘆く国へと大きく変化したと言えます。同時に日本の社会と経済の構造・動きも大きく変わりました。本プログラムでは、これらの変化、そして変化しなかった点をふまえてゴードン氏に大きな歴史的文脈のなかで「失われた20 年」を捉えていただきます。また、過去20年にさまざまな形で語られてきた日本の低迷に関する分析の問題点について、非正規雇用などを例にお話しいただきます。
略歴: アンドルー・ゴードン
ハーバード大学にて博士号取得(歴史・東アジア言語専攻)。デューク大学教授を経て、95 年にハーバード大学歴史学教授。同大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長、歴史学部長などを歴任。専門領域は日本近現代史、戦前・戦後の日本の労使関係史、経済史から文化史までと幅広い。著書・編著に Labor and Imperial Democracy in Prewar Japan (University of California Press、1991、ジョン・キング・フェアバンク賞)、『歴史としての戦後日本(上・下)』(みすず書房、2001)、『日本の200 年―徳川時代から現代まで(上・下)』(みすず書房、2006)など多数。2014年旭日中綬章受章。現在、国際日本文化研究センター 国際交流基金フェローとして滞日中。
*このレクチャーシリーズは日本財団の助成によるフェロー・プログラムの一環として実施されます。