- ※本講演は終了いたしました。
- 講師: 内山 貞文 (ポートランド日本庭園ガーデンキュレーター [日本庭園文化・技術 主監])
- 日時: 2014年11月27日(木) 10:00~11:30 am
- 会場: 国際文化会館 庭園および樺山・松本ルーム
- 用語: 英語 (通訳なし)
- 会費: 2,000円 (事前振込の場合は1,500円、前日もしくは当日、国際文化会館へご宿泊の方は無料)
- 定員: 80名 (要予約)
この度、国際文化会館は、KISAKO Intercultural Instituteとの共催で、新たな日本文化講座シリーズを始めます。本シリーズでは、日本文化をさまざまな切り口で取り上げ、外国人の方にも日本人の方にも、新たな発見があるような内容をご紹介します。第一回目は、米国オレゴン州のポートランド日本庭園でガーデン・キュレーターをつとめる内山貞文氏をお迎えし、アイハウスの庭園を含めた日本庭園の魅力についてお話しいただきます。
*ポートランド日本庭園: 海外の日本庭園としては最も本格的な日本庭園と言われる。2012年に発足した「アメリカ日本庭園協会」のリーダー的役目を果たしている庭園である。庭園管理の質・運営に限らず、庭園内で行われる日本の歳時・文化・芸術イベントの質の高さで知られている。1963年、当時、東京農大教授であった戸野琢磨氏による設計。1967年開園。今年2014年には、年間来園者の数が28万を超えると見られている。
略歴: 内山 貞文 (ポートランド日本庭園ガーデンキュレーター [日本庭園文化・技術 主監])
福岡県出身。明治後期から続く植木職の次男として生まれ、父、兄の下で職人としての手ほどきを受ける。1988年に渡米し、イリノイ大学ランドスケープアーキテクト学士号及び修士号を取得。日本の伝統的な造園技術と西洋のランドスケープアーキテクトとして得た経験を融合し、シカゴジャクソンパーク内「大阪ガーデン」(1893年に開催されたシカゴ万国博覧会で、日本政府が出展した跡地 )の改修設計を始め、数々の庭園設計、造園を手がけている。アメリカの大学で教鞭を取っていた時期もあり、 また、Journal of Japanese Gardening 誌創刊からの執筆寄稿、その他庭園関連誌にも多数寄稿。