※本イベントは終了いたしました。
-
- 日 時: 2020年12月10日(木)6:30~7:45 pm
- 講 師: 宮田 裕章(慶應義塾大学医学部 教授、コモンズ・プロジェクト 日本代表)
- 対 談: 近藤 正晃ジェームス(国際文化会館 理事長)
- 会 場: オンライン
- 用 語: 日本語(通訳なし)
- 会 費: 視聴無料(要申込み)
世界的に活躍されている会員の方々を講師に招いて開催している会員特別講演会。2020年最後の回は、慶応義塾大学医学部教授で、厚労省が実施したコロナLINE調査の発案者でもある宮田氏による講演会をウェビナー形式にてお送りいたします。通常、会員限定で講演会+懇親会という形式で実施していますが、今回はオンラインでの開催とし特別に一般公開いたしますので、この機会にぜひご視聴ください。
コロナ禍を受けて変化する日常生活とそれに伴い加速するデジタル変革。新しい社会の実現にはデータの活用が不可欠と言えます。本講演会では、「データとは何か」「データには何ができるのか」という根本的な問いから、コロナ禍により突きつけられた文明への問いまで、データサイエンティストの宮田裕章氏に語っていただきます。また対談セッションでは、科学的方法論を用いて「誰も取り残すことなく、一人ひとりが豊かな生き方を実現することを支える」ことを目指す宮田氏に、人と人、人と世界がデータを通じて共鳴することで生まれる、これからの世界への希望について理事長の近藤正晃ジェームスがお話を伺います。
ご講義・対談の後には、質疑応答の時間も設けております。宮田 裕章(慶應義塾大学医学部 教授、コモンズ・プロジェクト 日本代表)
慶應義塾⼤学医学部教授。公益財団法人国際文化会館理事。2003年東京⼤学⼤学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修⼠課程修了。同分野保健学博⼠(論⽂)。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変⾰に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を⾏う。専⾨医制度と連携し5,000病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含むさまざまな実践に取り組むと同時に、経団連や世界経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。その一つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で⼀⼈ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。厚⽣労働省保健医療2035策定懇談会構成員、厚⽣労働省データヘルス改⾰推進本部アドバイザリーボードメンバー。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のテーマ事業プロデューサーに就任。近著に『共鳴する未来:データ革命で生み出すこれからの世界』(河出新書、2020年)。