ダニエル・スピーゲル&メグミ・アイハラ Daniel Spiegel & Megumi Aihara(建築家)
2024年12月〜
建築、ランドスケープ、アーバンデザインをトランスディシプリナリーに繋ぐデザイン事務所「スピーゲル・アイハラ・ワークショップ(SAW)」主宰。優れたデザインが持つ変革力、建物とコンテクストの切っても切れない関係、そしてコミュニティの発展において建築環境が重要な役割を果たすことを信念としている。アメリカン・アカデミー2025年度ローマ賞フェロー。
ランドスケープ・アーキテクトのメグミ・アイハラは、米国内外のあらゆる規模のランドスケープのデザインと建設において重要な役割を果たしてきた。SAWでの活動と指導は、ランドスケープと建築の区別を曖昧にすることに重きを置いている。ハーバード大学デザイン大学院でMLAを取得し、カリフォルニアとハワイのランドスケープアーキテクトのライセンスを持つ。
建築家であり教育者のダン・スピーゲルは、SAWの建築実務を主導するかたわら、カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部で大学院建築学科の上級スタジオを指導している。その仕事はスケールや時間軸を超え、コンセプチュアルなものと実践的なものを絡めながら、公共政策事業に携わった経験を生かし、コミュニティ発展のためのツールとしてのデザインに取り組んでいる。2018年、ニューヨーク建築連盟からリーグ賞を受賞。ハーバード大学デザイン大学院でMArchを取得し、カリフォルニア州とハワイ州の建築家ライセンスを持つ。
本フェローシップでは建築家の手嶋保氏と共に、「火災後の風景」をテーマに、火災によってもたらされた荒廃と再生に焦点を当てるアート作品を制作する。作品はEXPO 2025 大阪・関西万博米国パビリオン内にて展示予定。
Speigel Aihara Workshop
ジェイスン・ハワード J’Sun Howard(振付家)
2024年12月〜
米国シカゴ在住のダンスメーカー。ミシガン大学でダンスの修士号と、ワールド・パフォーマンス研究の修了証を取得。国内外で作品を発表し、コモン・コンサーバトリー、ノースウェスタン大学、コロンビア大学シカゴ校、ワールド・ダンス・アライアンス、シカゴ美術館から委嘱を受けている。主な受賞歴は2020年3Arts賞、シカゴ文化局(DCASE)第1回エスティームド・アーティスト賞、2019年アジアン・カルチュラル・カウンシル・フェロー選出、リンクスホール共同MISSIONフェロー選出、ラグデール財団シビル・シアラー・フェロー選出、2017年3Arts Make A Wave賞、2014年シカゴ・ダンスメーカー・フォーラム・ラボ・アーティスト選出など。
本フェローシップでは音楽家&ダンスユニットのギンガンゴン(Ging Gang Gong)と共に、日米の様々なバックグラウンドを持つダンサーたちのストーリーにスポットを当て、共感と相互理解を育むダンス作品を制作する。作品はEXPO 2025 大阪・関西万博米国パビリオン内にて上演予定。
アンドレア・マイヤーズ Andrea Myers(マルチディシプリナリー・アーティスト)
2025年1月〜
テキスタイル、紙、インスタレーション、抽象化、パターン化、鮮やかな色彩による二次元と三次元の間の空間に焦点をあてるマルチディシプリナリー・アーティスト。2002年にシカゴ美術館でプリントメディアの学士号、2006年にファイバー&マテリアル研究の修士号を取得。作品はヒューストン美術館、トレド美術館、ファイバー・アーツ・インターナショナル、コロンバス美術館、アクロン美術館、スプリングフィールド美術館など、広く展示されている。
オックスボー(ミシガン)、チューレーン大学(ニューオーリンズ)、 フォートレスマン・テキスタイルシンポジウム(ラトビア、ダウガフピルス)、テキスタイル・アートセンター(ニューヨーク)でのアーティスト・レジデンスに参加し、2018年にはグレーターコロンバス・アーツカウンシルの芸術家交換プログラムフェローとしてドイツのドレスデンに2カ月間滞在した。2011年にエフロイムソン・フェローを受けた5人のうちの1人で、シカゴ市、オハイオ・アーツ・カウンシル、グレーター・コロンバス・アーツ・カウンシルから芸術家助成金を授与されている。
本フェローシップではテキスタイル・アーティストの小林万里子氏と共に、夢洲に生息する絶滅危惧種であるセイタカシギやコアジサシを含む約100の鳥類に焦点を当てたテキスタイル・アート作品を制作する。作品はEXPO 2025 大阪・関西万博米国パビリオン内にて展示予定。
ケイトリン・リベロ Katelyn Rebelo(映像作家)
2025年〜
ドキュメンタリー・実験映像作家。ハンドクラフトアニメーション、アナログ表現、自然界のリズムなど、意図的にゆっくりとしたプロセスを用いて、権力構造に疑問を投げかける個人的な物語を探求している。短編ドキュメンタリー『Mizuko』はトライベッカ・フィルム・インスティテュートの支援を受け、現在クライテリオン・チャンネルにてストリーミング配信中。同作品はIDAドキュメンタリー・アワードで最優秀短編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、アトランタ映画祭では最優秀短編ドキュメンタリー賞、SXSWとIDFAでは審査員特別賞を受賞した。2021-22年度ジェイコブ・バーンズ・クリエイティブ・カルチャー・フィルムメイキング・フェロー。近年の作品『Through Sunless Ways』がDOCNYC 2023にてプレミア上映、『I Don’t Know If You Remember This』がFilm Diary NYC 2024にて上映された。
本フェローシップでは映像作家のキラ・松原=デイン氏と共に、太陽年を72の季節に分ける古代の暦を使い、時の流れを観察する映画を制作する。完成映像は、EXPO 2025 大阪・関西万博米国パビリオン内にて上映予定。
ジェニファー・ジャンクシェ Jennifer Jancuska(振付家)
2025年〜
COMING SOON
年度別日米芸術家交換プログラムフェロー
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