【Online: Walk ‘n’ Talk at I-House】
アイハウスの日本庭園バーチャルツアー#5(土橋編)

※本プログラムは終了いたしました。

7代目小川治兵衛が作庭した国際文化会館の日本庭園を、作庭家・重森千靑氏のガイドで巡るバーチャルツアーの第五弾です。今回は、日本庭園の景観に大きな影響を与える「橋」に焦点を当ててお送りします。日本庭園の水流や池泉に架けられる橋には土橋や木橋、石橋などの種類があるのに加え、周りの風景に溶け込ませやすい平橋、浄土へ渡るという意味を持つ反橋など、形式もさまざまです。それぞれの特徴や見どころについて重森先生にお話いただくと共に、今春、架け替えを行った会館の土橋の工事の様子を、記録写真を交えてお伝えします。庭師の世界でもなかなか手がけることがないという非常に珍しい土橋の架け替えは、その技術を次世代に伝承する貴重な機会でもあります。ぜひご覧ください。

 

  • 日 時: 2022年8月1日(月)8:30~10:00 am(日本時間)
  • 会 場: オンライン(お申込みいただいた方に参加URLをお送りいたします)
  • 講 師: 重森 千靑(作庭家)
  • 用 語: 日本語(英語の逐次通訳付き)
  • 共 催: アメリカン・フレンズ・オブ・アイハウス(AFIHJ) 画像:AFIHJロゴ
  • 参加費: 無料(要申込み
重森 千靑(しげもり・ちさを)重森千靑
作庭家として全国で日本庭園の設計に携わり、またその魅力を発信する活動を行っている。アイハウスにおいては、庭園の保存管理委員として尽力し、庭の状態を隅々まで知り尽くすエキスパート。祖父は庭園学の第一人者と言われる重森三玲。
代表作に松尾大社瑞翔殿庭園、東福寺一華院彷彿石庭、長保寺寂光の庭、伊丹市立美術館壺庭、千葉県善雄寺庭、台湾小坪頂ランドスケープ、台湾承徳路などがある。主著に『京都和モダン庭園のひみつ』(ウエッジ)、『日本の10大庭園』(祥伝社新書)、『NHK美の壺・枯山水』(NHK出版)など。